このブログでは何度もご紹介している「Amazonの出品者としての出品が停止となりました」というメールがまたまた来たので、その対処法について再度ご紹介します。
いきなりアマゾンからこんなメールが来たら、
ではこんなメールが来たときにどう対応すればいいのかについて解説していきます。
Contents
「Amazonの出品者としての出品が停止となりました」というメールが来たのは3回目
アマゾンから「Amazonの出品者としての出品が停止となりました」というメールが来ました。
僕の場合は今回で3回目になります。
さすがに何度も経験しているので、
という感じです。
1回目・2回目もブログで記事にしていますので、併せてご覧頂くと参考になるかと思います。
と言ってもやることは全部同じなんですけどね。
「知的財産権を侵害している疑い」とやらの商品を確認してみる
それでは今回の「知的財産権を侵害している疑い」に該当する商品を確認してみます。
セラーセントラルを開き、パフォーマンスから「アカウント健全性」をクリックします。
すると「知的財産権侵害の疑い」が1になっています。
前回は20個以上あったので、今回は作業が少なくて助かります!
「知的財産権侵害の疑い」をクリックします。
すると今回引っ掛かった商品が表示されました。
なんとプレステ2のスーパーロボット大戦Zだったようです。
また今回の件に関連して、Amazonセラーフォーラムに中古のゲームソフトを相乗りで販売していた出品者さんが投稿していました。
商品名に「Playstation the best」と付いたものに、僕のように知的財産権の疑いで通知が来ていたそうです。
確かに今回引っ掛かった商品にも「Playstation the best」と付いていますね。
「知的財産権侵害の疑い」を消す方法
「知的財産権侵害の疑い」が1になっているので、正常の0に戻さなくてはなりません。
その方法は、
過去に販売した記憶に残っていない商品でも「商品と出品を一括削除」で在庫一覧から消さない限りは、今回のように「知的財産権侵害の疑い」がかけられてしまいます。
僕も売れた商品は「商品と出品を一括削除」で消していくことも考えました。
でも再出品や仕入れた商品の確認用に、できるだけ情報を残しておきたいんですよね。
なのできっとまたアマゾンからの「Amazonの出品者としての出品が停止となりました」メールが来る覚悟はしています。
それでは該当のASINのSKUを削除していきましょう!
「知的財産権侵害の疑い」をクリックすると、商品規約の遵守画面が開きます。
理由があるので見てみると、商標の不正利用の疑い(Playstation)と書かれていますね。
右側にある「編集ボタン」をクリックします。
在庫管理画面になるので、該当商品の左側にあるチェックマークをクリックします。
上にある「選択中の1商品を一括変更」をクリックし、そのタブの中の「商品と出品を一括削除」をクリックします。
すると確認画面が表示されるので、OKをクリックします。
「出品情報が更新されました。」と表示されたら完了です。
あとはアカウント健全性をチェックして、「知的財産権侵害の疑い」が1から0になっているか確認するようにしましょう。
アカウント健全性のパフォーマンスをチェック
翌日にアカウント健全性をチェックすると、「知的財産権侵害の疑い」が1から0になっていました。
1回目は翌々日、2回目は数週間かかったので今回は結構早かった印象です。
特に2回目は数が23個もあったため、数が徐々に減っていくのですが、結果0になるまで数週間かかったんですよね。
なので「知的財産権侵害の疑い」は通常1~2日程度で0になるかと思いますが、数が多いと数週間かかる可能性もありますので焦らずに待ってみてください。
Amazonアカウントを守るせどり手法とは
今回のような「知的財産権侵害の疑い」はアカウントに直接かかわってくる問題ではないのでそれほど心配する方法はありません。
ですがアマゾンは年々セラーに対して厳しくなっている状況があります。
アマゾンせどりで真贋調査などがよく話題に上がるように、特に新品商品やブランド・メーカー品を扱うセラーさんはその対策もしっかりと行っておく必要があるでしょう。
真贋調査はその商品が正規品かどうかをAmazonが調査する仕組みです。
調査を通過できないと最悪の場合アカウント閉鎖という危険性もあります。
この真贋調査を解除するためには、アマゾンの要求する書類を提出する必要があります。
- 請求書
- 業務改善書
- 販売証明書(ブランド証明書)
領収書ではなく請求書というのがミソで、普通買い物をして請求書を貰うことなんてないですよね?
また販売証明書はメーカー本体かその卸の一次問屋から入手するしかありません。
近所にある問屋やネット上の問屋(二次問屋)では発行できないためです。
こちらもそろえるのは難易度が高い書類となりますね。
小売店の領収書と業務改善書を提出して真贋調査が解除されたというケースもありますが、アマゾンセラーとしてはできるだけ真贋調査は避ける立ち回りを行うべきです。
真贋調査を避ける立ち回りとは
偽物の多いハイブランド商品やパナソニックなどの家電系商品、ゲーム機本体や任天堂のアミーボなどのプレミア商品には真贋調査が多く報告されています。
特に新規アカウントでは真贋調査の可能性が高くなるため、これらの商品をいきなりバンバン売り始めるのは危険と言えます。
そのため新規アカウントの場合はまず中古商品のみを扱い、評価や販売数が増えてきたら新品にも手を出していくのがおススメの手法です。
中古品なら絶対に真贋調査にならないとは言い切れません。ですが新品よりも明らかに確立を下げることができます!
ストアの高評価と販売実績を重ねていくことでアマゾンからの信用が積み上げられ、真贋調査になる可能性をできるだけ下げることができるというわけです。
せどり・物販の初心者こそ中古商品を扱うべき理由
中古商品の場合には検品やクリーニングなどの作業があるため、新品商品に比べて手間がかかるデメリットがあります。
しかし中古せどりなら低価格で仕入れができる点、プレミアになりやすい商品の傾向を学べる点など、せどりや物販を続けるうえで学べることが多くあります。
少ない資金からせどりや物販を始めて、雪だるま式にどんどん金額を増やしていきたい方にも中古せどりはおススメです。
新品せどりは100万円の売り上げで、やっと利益が10万円なんてこともザラです。
一方の中古せどりなら扱う商品にもよりますが、新品より利益率が高くなるため普通に30万円は取れます。
僕の場合は中古商品の中でもさらにプレミア品を中心に狙っているので、利益率40~50%くらいになります。
売り上げ100万なら、半分に行かないくらいの40~50万くらいが利益という感じです。
中古せどりなら利益1万オーバーの商品もちょこちょこ仕入れられるので、慣れてくるとかなり稼げるせどり手法です。
新品商品を売りたい方は、まずは元手の少なく始められて真贋調査の危険度も低い中古せどりから始めて、資金が貯まってきたら新品にも手を広げていく方法が良いでしょう。
まとめ
アマゾンから「知的財産権の疑い」の連絡が来たら、あまり放置しないでさっさと対応しましょう。
アカウント健全性のパフォーマンスが悪くなっていたら精神衛生上にもよろしくないですし、できるだけ早く正常な状態に戻すべきですね。
ですが初めてという方はどう対処していいのかわからなず不安だと思います。
結論としては該当のASINのSKUを「商品と出品を一括削除」で削除する。
これでOKですので、「知的財産権の疑い」の場合はそれほど心配はしなくて大丈夫ですよ。
「知的財産権の疑い」を防ぎたくても、どんな商品にかけられるかをあらかじめ予想するのは困難です。
なので心配な方は、販売した商品については「商品と出品を一括削除」で消しておくと良いでしょう。
今後も「知的財産権の疑い」は増えてくる傾向にあると思いますので、ぜひ今回の記事を参考にして対応してもらえればと思います。
それではまた!