モノレートの代わりにkeepa有料版を3ヶ月間使ってみた感想【とりま契約するべき】

せどりをする人がほぼ使っていた、せどらー御用達ツール「モノレート」が、2020年6月末を持って閉鎖されました。

これにはせどらー御用達の神ツールの廃止ということで、せどらー界にも大きな衝撃と動揺が起こりました。

当時はモノレートを頼りにせどりをしていた方も多かったため、多くのせどらーがモノレートの代わりのツールを探し求めた時期でもありましたね。

そんな中で、その代わりのツールとして注目されたのがKeepaです。

私もモノレート廃止後すぐに、Keepaの有料版を契約して使っていました。
約3ヶ月ほどkeepa有料版を使用して感じたこと、メリット・デメリットなどを解説していきます。

keepa有料版のメリット

ここではkeepa有料版を3ヶ月ほど使ってみて感じたメリット、モノレートとの比較や感想をまとめました。

keepa有料版を契約するか悩んでいる方は、ぜひ参考にして貰えればと思います。

1.モノレート同様に価格とランキングの推移が一目でわかる

keepa有料版は、モノレートと同様に価格のとランキングの推移を確認することができるのがメリットです。

ほぼこの機能のためだけにお金を払っていると言ってもいいでしょう。
しかも有料だけあって、モノレートに比べ使える機能も多くなっています。

 

検索期間が細かく設定可能

例えばモノレートの場合、検索期間は、

  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 6ヶ月(モノレートだけ)
  • 12ヶ月
  • すべて(全期間)

 

であるのに対し、Keepaでは、

  • 1日 (Keepaだけ)
  • 1週間(Keepaだけ)
  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 1年間
  • 全期間

となっており、1日・1週間という短いスパンで検索できます。

私は1日という検索期間はほぼほぼ使いません。
ですが新品仕入れをされる方など、新商品の発売日の売れ行きを確認するときに活用できますね。

 

値下がり通知メールのお知らせ機能

こちらもモノレートにはなかった機能です。

Keepaでは自分のチェックしている商品が、設定した価格よりも下がったときにメールで知らせてくれます。

例えば利益の出る価格まで相場が下がったとき、状況を見て刈り取りするなどの活用法があるかもしれません。

ただ電脳仕入れをほぼしない私には、あまり必要のない機能なんですよね。
なのでこちらも使ったことはありません。

2.コンディションごとの価格推移がわかる(モノレートより優秀)

keepaはモノレートよりも使うことができる機能が多く、優秀なツールとなっています。

モノレートよりも使えるのは、コンディションごとの価格推移がわかるということ。

モノレートでは、新品・中古・コレクター商品の最安値はわかりました。
一方keepaでは、中古のコンデイションでも「非常に良い・良い・可」まで分けて確認することができます。

そのためモノレートより正確にコンディションごとの相場を知ることができます。

3.モノレートよりサクサク検索できる

Keepaはモノレートに比べて動作が軽いです。

地味にこれはありがたいですね。

モノレートは通信が混雑しているときなど、画面が固まって動かないときがありましたが、Keepaは今のところ動作は安定しています。

スマホでKeepaにつながらなかったということもないです。
さらにモノレートに比べ動作も軽いので、サクサク検索することで時間短縮につながっています。

やはりツールの安定性は大事ですね。

わざわざ遠征したのにツールが使えない!
こんなときほど萎えることはないですから。

検索スピードと安定性は、Keepaが圧倒的に優れています。

Keepa有料版のデメリット

一方でkeepaを使って感じたデメリットも当然あります。
次にそちらを紹介していきますね。

 

モノレートに比べ使いづらい

これは慣れもあるかもしれませんね。

まずkeepaは確かに優秀ですが、個人的にモノレートのほうが見やすくて使いやすく感じました。
ますモノレートはこんなグラフでした。

結構見やすいですよね。

一方でkeepaは細かいところまでデータを見られるのは良いのですが、いかんせん見づらい!
keepaのグラフはこちら。

仕入れるか仕入れないかをサッと確認したい私にとっては、keepaを使う時間を極力少なくしたいんです。

ですがkeepaの画面を拡大したり(デフォルトサイズだと小さくて見づらい)、画面をタップして売れた価格を確認したりと、売れた価格を確認するのに時間がかかってしまいます。

あまり詳しいデータまでいらないし、モノレートくらいのデータの方が、私的には使いやすかったです。

 

月額2,000円程度のお金がかかる

keepaは月額利用料15ユーロ、年間利用料が149ユーロとなります。
15ユーロは日本円だと1,900円くらい。

これは為替レートによって変動しますが、今ならだいたい2,000円弱と考えれば良いでしょう。

今まで無料で使えたツールが、いきなり2,000円程度かかってしまうのは抵抗がありますが、こればかりはしょうがないと割り切るしかないと思っています。

今後もっと安くて使えるツールが出てくるなら、移行する気は満々です。

ただし今のところはkeepaを使うのがベストだと思うので、とりあえず継続使用中です。

 

モノレートにあった期間毎の最安値一覧がない

keepaは期間毎の最安値一覧(ランキングと価格推移の表)がありません。

グラフより表のほうが売れた価格が一目でハッキリわかっていたので、モノレートでは重宝していました。

しかしkeepaはその表がないので、グラフで確認するしかありません。

なくても問題はないけど、ちょっと手間がかかるイメージですね。
この期間毎の最安値一覧がないのが残念だと感じました。

【結論】とりあえずkeepa有料版を契約しとけば問題なし

keepaを3ヶ月ほど使って、改めてモノレートが神ツールだったことを再認識させられましたね。

あれだけの機能を無料で使えてたんですから、今までが異常だったと考える方が普通なのかもしれません。

なのでせどりで稼ぎたいと思っているのなら、とりあえずkeepaの有料版を契約しておけば問題ありません。

店舗中古せどりにこれだけの機能はいらない

そもそも中古せどりは、仕入れ価格と販売価格の差が大きいです。
ある程度の相場がわかれば、仕入れるか・仕入れないかの判断が簡単にできてしまいます。

薄利の新品仕入れだと、データを詳しく見る必要があるかもしれませんが、中古せどりはその辺が多少アバウトでもOK。

再販などでよほど相場が崩れない限り、赤字になることもほとんどありません。

なので機能が劣っていても、もう少し安いツールが出てくればそちら移行するかもしれませんね。

私が使っている検索ツールは、有料の「せど楽チェッカー(月額3,000円)」ですが、デフォルトでkeepaへと飛んでくれるボタンが付いています。

keepa有料版を契約している場合には、わざわざkeepaを開いてASINを打ち込む必要もないので便利です。

なのでとりあえず私は検索用の有料ツールは、せど楽チェッカーとkeepaでいこうと思っています。

【結論】とりあえずkeepa有料版で問題なし

keepaのメリット・デメリットを書いてきましたが、とりあえずkeepa有料版を契約しとけば問題なしです!

現在有料無料かかわらず、様々なせどり用の検索ツールが出ています。

まともな検索ツールなら、keepaと連動できるように変更されています。
逆にkeepaと連動することができない検索ツールを使っているなら、変えた方が良いかもしれません。

わざわざASINをコピーして、keepaに貼り付けとか面倒過ぎますから。

検索ツールは何でも良いと思いますが、とりあえずkeepaと連動できるもの。

そしてkeepa有料版を契約して、モノレートの代わりとして使っていくのが今のベストだと思います。

正直keepaに月2,000円払うのはもったいない気もしますが、この2,000円が新規参入の壁、更には脱落するせどらーの増加につながります。

継続するせどらーには、その分旨味のある美味しいせどりができるようになってきています。

せどりで稼ぎたいと思っているのなら、keepaの月額2,000円程度は必要経費と考えるしかないですね。

その上で、それを上回る利益をゲットする考え方が、稼げるせどらーへの近道だと思いますよ。

せどりを含め、ビジネスは年単位で大きく変わっていきます。
その中でできるだけ早く時代の流れに適応することが重要です。

今のせどりにおいては、keepaという時代の流れを上手く活用するか、それともしないかで、結果(利益)に大きな違いが生まれるのは間違いありません。

ということで、3ヶ月keepaを使ってみた私の感想は、とりあえず有料版を契約しておくべきということでした。

それではみなさんガンガン稼ぎましょう!