ネットビジネスでよく聞くせどりと転売という言葉、
違いがよく分からないですよね?
最近は「転売ヤー」なんて印象の悪い言葉も耳にするようになり、
と思ってしまっている人もいると思います。
そこで今回はせどりと転売の違い、また安心してせどりを行ってもらうため考え方を紹介していきます。
転売とは
まず転売について詳しく見ていきましょう。
転売をウィキペディアで調べてみると、
主に数量が限定されるなどの入手困難な商品を転売目的で購入(個人ないしアルバイト等で雇われた複数人)し、インターネットオークション等のインターネットを介し高値で販売することを生業・趣味とした一般個人を指す。
物を購入して他者に売る行為であるため、原理的にはあらゆる商品を対象にすることが出来るが、以下のような利益の高い物が対象となりやすい。
有料チケット(B’z、福山雅治、Mr.Children、BABYMETALなど)
限定・記念商品(東京駅開業100周年記念Suicaなど)
希少性・話題性のある新製品・一般製品(マスクや消毒用アルコールなど)
と書かれています。
ちょっと例を出してみると、最近なら任天堂スイッチやプレステ5が話題になりました。
古くはエアマックスやたまごっちもそうです。
任天堂スイッチはコロナ禍での爆発的な需要で、どこに行っても売り切れでした。
それをテレビがニュースにするものだから、よけい手に入れるのが困難になるという状態だったんです。
転売ヤーはこんな入手困難な商品を転売目的で購入するので、本当に欲しい人の元に商品が届かずプレミア化する。
買いたい人がプレミア化しすぎて買えないから不満が溜まる…。
そんな任天堂スイッチは転売ヤーの印象を最悪にした事例だと思います。
だから
とか
とか書かれちゃうんですよね。
なのでせどりも転売と同じじゃないの?
と思うと、なんだかせどりを始めてみるのが怖いと思うのも無理はありません。
ですが転売とせどりは違います。
安心して始めることができるので心配しないでくださいね。その理由を詳しく説明していきます。
せどりとは
今度はせどりについて詳しく見ていきましょう。
まずせどりとは、ブックオフなど中古ショップで本やCD、DVDなど相場より安い商品を見つけて仕入れ、それに利益を上乗せしてAmazonで販売するビジネスです。
こちらの記事で詳しく解説しています。
せどりについても同様にウィキペディアで調べてみると、
せどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。
また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。
近年では転売と呼ばれている。
あれ、最後に最近では転売と呼ばれているって書かれてるけど…。
ここ気になりますよね。
では次にせどりと転売の違いについてお答えします。
せどりと転売の違い
広義に捉えるとせどりも転売も同じですが、扱う商品が違います!
転売は任天堂スイッチやチケット転売などのように、もともと入手困難な商品を転売目的で購入し、さらに高値で販売する行為です。
普通に買えていたかもしれない商品が、買い占められることで市場から消えてしまいます。となると、
購入者は転売ヤーを経由して、プレミアになった商品を買わなければなりません。
一方でせどりはウィキペディアに書かれているように、掘り出し物をお店で探して販売します。
私たちせどらーが探すべき商品が、この掘り出し物というわけです。
基本的に販売されてからある程度時間の経ったものはリアルのお店に並ぶことも、ネットショップでの販売も次第に枯れて無くなっていきます。
そんな市場から売り切れ状態になった商品が欲しいなら、自分でブックオフなどの中古ショップで探すしかありません。
経験あると思いますが、意外と探している商品って見つからないんですよね。
マニアックなバンドだったりコアな商品ならなおさらです。
私たちはお店の商品の中に埋まっている掘り出し物を探して、Amazonに出品する。
それを欲しいと思ったお客さんは、例えプレミア価格だとしても喜んで買ってくれます。
せどりとはこんな購入者さんの変わりに商品を探し、その対価としてお金をもらうビジネスとなります。
せどりで目指すべき姿とは
せどりも転売も、「安く買って高く売る」という商売のやり方は一緒です。
しかしせどりは誠意をもって取り組めば、ほとんどの購入者さんに感謝してもらえます。
僕の購入者からのセラー評価は100%なので、それは自身を持って言えます。
プレミア商品を販売しているのに、多くのお客さんが感謝してくれる。
つまりそれだけお客さんがその商品の価値を理解してくれている。
欲しいけどお店を探し回る手間をかけたくないという需要があるんですね。
また近江商人の考え方に三方よしというものがあります。
商売では売り手と買い手が満足するのは当然で、それプラス社会に貢献できてこそよい商売だという考え方です。
せどりをするならぜひ自分本位にならず、購入者さんにも仕入れるお店にも満足されるようになりましょう。
物が売れれば当然経済がまわり、社会にとってもプラスになります。
つまり転売が世の中からディスられているからといって、せどりも同様ではないというわけです。
きちんとしたせどりさえ行えば、購入者さんにしっかりと感謝されるので不安を感じる必要はありません。
ぜひ安心してせどりにチャレンジしてくださいね。